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スタイル~ナイン・インチ・ネイルズ

  • F.ジャパン
  • 2017年11月23日
  • 読了時間: 3分

素の自分を「パンツ一丁」と表現します。

そして、公の場にいる自分の事は「服を着ている」と表現します。

さらにその公の場所によって、

もちろん着ていく服も変わってきます。

「スーツ」で固めていく場合もありますし、

「よそ行き」の「おとなし目」の場合もありますし、

「よそ行き」の「華やか目」の場合もあります。

この「着ていく服」というのは、つまり心の状態の例えです。

言いかえれば、

いや、

もしかしたら言いかえてはいないかもしれませんが、

それは

「スタイル」

といって良いのかもしれません。

久しぶりに実家に帰った時に、

いくら家の中とは言え、

あまりにもパンツ一丁な姉(※比喩です)にイラつき、

「親しき仲にも礼儀ありやろ!」

とイライラしてしまいました。

では各劇団はどんな服装(※比喩)をしているのか?

ユニット美人では、

決して「よそ行き」の服は着させないそうです。

ジャージでもありません。

部屋で、

誰にもみせてへん、

みせられへんけど、一番落ち着くその、

ほんまのテロテロの部屋着を着てもらうそうです。

「そいつを見せなよ、ケーーーケッケッケ」

と、タンスを荒らすか、

もしくは「ブルマを貸す」というのが

ユニット美人スタイルです。

劇団衛星は、

人民服を着るスタイルです。

「サイズなどは関係がない、合ってるとか合ってないとかは関係がない、この人民服を着るんだ、手段は問わぬ、話はそれからだ」

という感じです。

「いや、ぼくSじゃなくてMなんですよ。サイズ合ってる服の方が着やすくないですか?」

という人は劇団衛星にはきっと合わないでしょう。

劇団員というのは演出家から

「お前のそのGパンにTシャツのスタイル飽きたから、新しいファッション見せてくれ」

と言われることがあります。

「今回はチノパンに水玉シャツを着てくれ」

と要求もされます。

そしてしばしば俳優はその時無意識的にも、

「いや、俺はGパンにTシャツが一番似合うって知ってるから」

と心の中で主張してしまうのです。

そして稽古場でチノパンに水玉シャツに挑戦しても、

「似合わんな」

と言われて、

結局本番はGパンにTシャツで出ている事になっているのです。

ところが客演に出ると、

「やっぱり○○さん、GパンにTシャツ似合いますね」

と褒められたりします。

そうすると、なおさら頑なになってしまいますかもしれません。

さらにその客演先でその俳優のお芝居を演出家が観ると、

「ああ、こいつまたGパンにTシャツ着てるやん、一緒やん」

などと思ったりする事もあるでしょう。

さらに、

「GパンにTシャツ似合うって教えたったん俺やしな。

ていうかそのGパン俺がプレゼントしたやつやしな」

などと思ったりするかもしれません。

結局俳優は、

どんな服も着こなしていかなければならないということです。

いえ、服よりもスタイルが良くなければどんな服も似合わないのです。

しずかとユキ「Equal-イコール-」はそういう意味で言えば、

どんなスタイルになるんでしょうか?

ううむ。

散々悩みましたが

わかりません。

すみません。

お詫びにここから比喩の形ではなく、

ストレートに衣装の話をします。

戯曲を読んだ時に真っ先に思い浮かんだビジュアルイメージはこちらです。

ウッドストックのナイン・インチ・ネイルズです。

高校生の時に初めて見てからずっと心に残っていた映像なのです。


 
 
 

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