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ノイバウテン~演出のヒントになるであろう体験~

大学生の時に、友だちの家に行って聞かせてもらったレコードがあります。

それがこちら、

Einstürzende Neubauten ‎、

(アインシュテュルツェンデ・ノイバウテン)

という長いバンド名のMALEDICTIONというアルバムです。

ノイバウテンというバンドを友人が

「ドイツのノイズバンドの大御所」

と紹介してくれたので

私は勝手にものすごい凶暴な音楽が流されるのだろうとワクワクしていました。

しかし、その後スピーカーから流れてきたのは、

おじさんの声で

「ら~ら~、ら~ら~らら~」

という何だか怪しげなハミングと共に女性の声でなにやら怪しげな事を喋っている不思議な音楽だったのです。

その曲は「BLUEM」という曲で、

この後このアルバムでは同じ曲のバージョン違いが3曲連続で続くというではありませんか。

何のバージョン違いかというと、

曲は同じなのに、

言語が変わるというこれまた不思議なバージョン違いだったのです。

1曲目がフランス語バージョン

2曲目が英語バージョン

ときて、

なんと3曲目はまさかの

日本語バージョン

だったのです。

そうです。

日本語バージョンが流れた瞬間、

急に女の人が喋っていた事がわかったのです!

雰囲気で、風景をみているような気分だったのが

急にピントがあって、その意味がわかったのです!!!

いや歌詞を聞いても

 

私の名前を知っているでしょう でも呼ばないで それは貴く 動くことなく 凍りついた…

 

はい。

たしかに意味はわからないのですが、

言葉の意味はわかるので

この3曲の流れで聞いた時の「BLUEM」という曲の沁み入り具合がすごかったのです。

願わくばこの3番目の日本語バージョンBLUEMにも似た作用を、

しずかとユキ二人芝居「Equal-イコール-」でもつくりたいものです。


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