哀しさが無い思い出は無いファックジャパンが所属する劇団衛星の、 「珠光の庵」福井公演 が16日に無事に終演しました。 ありがとうございました。 ご観劇いただいた皆さん、 お世話になった皆さん、 気にしていただいた皆さん、 大変ありがとうございました。 この珠光の庵という公演は...
ぼんやりと紗がかかっているのは意図的か昨晩何度も文章を書いては消していました。 どうしても距離感がわからなくなってしまうのです。 宣伝になるような文章を打ち込みたいのです。 こんなお芝居をつくっているのだという素晴らしさを多くの方にお届けしたかったのです。 こぼれ出る気持ちは幾千万。 けれどその多くは...
僕たちは末満健一さんを意識する「Equal-イコール-」の稽古をしています。 稽古場では末満健一さんの存在が大きくなっています。 自分と演劇との距離感を「Equal-イコール-」に問われているような、 そんな日々で大変にヘビーです。 日々は繰り返し繰り返し、 都合の良いところでは終わらず、...
Equal-イコール-のどこを面白いと思っているのかぼくが「Equal-イコール-」を上演したいと思った動機の一つは、 この戯曲が、 「記憶を巡るお話」 だったからです。 その記憶が誰のものであるのか、 何のために思い出すのか、 その記憶が自分のものでは無くなる事。 その記憶が劣化されてコピーされてループされて行く事。...
下京区在住、山田正太郎さん半生記「下京区在住、山田正太郎さん半生記」 30日(土)13:00の回終演後、 リーディングイベントを実施します。 タイトルは、 「下京区在住、山田正太郎さん半生記」 です。 これは下京区在住の山田さんに、 生まれた時から今までの思い出話を聞かせてもらい、...
主語と述語のような演技Equal-イコール-を上演したいと思ったのは自分がひっかかるキーワードがたくさんあったからでした。 その一つが思い出話の部分です。 思い出話について まず一つ目の思い出話の部分ですが、 Equal-イコール-はそのすべての上演時間がニコラの部屋で行われますので、登場人物で...
スタイル~ナイン・インチ・ネイルズ素の自分を「パンツ一丁」と表現します。 そして、公の場にいる自分の事は「服を着ている」と表現します。 さらにその公の場所によって、 もちろん着ていく服も変わってきます。 「スーツ」で固めていく場合もありますし、 「よそ行き」の「おとなし目」の場合もありますし、...
「四月になれば彼女は彼は」~演出のヒントになるであろう体験~札幌を拠点に活動されている劇団、 弦巻楽団さんの「四月になれば彼女は彼は」 という作品の戯曲を※1大人の演劇部 で使用させてもらったことがあります。 劇団さんのホームページからこの作品の説明を引用させてもらいます。 劇団の稽古場で、男と女、二人の役者が稽古をしている。 ...
ノイバウテン~演出のヒントになるであろう体験~大学生の時に、友だちの家に行って聞かせてもらったレコードがあります。 それがこちら、 Einstürzende Neubauten 、 (アインシュテュルツェンデ・ノイバウテン) という長いバンド名のMALEDICTIONというアルバムです。...
隠れてうどんを食べていた日先日 香川県の小学校で小学4年生と一緒にお芝居を創ってきたのでした。 それはそれはとても良い発表会だったのですが、 今回ここで記すのは うどん のことです。 私はもう何日も前から今回の香川県行きを大変楽しみにしていました。...